ThinkPad X201sの購入とモバイルネット環境の概況を考える

モバイル No Comments

ThinkPad X201s イメージ

モバイル用として、長らくThinkPad X40を使っていたのですが、このたび奮発して、ThinkPad X201sを購入しました。

Lenovoのオンラインストアでクーポン適用で12万円でした。SSDでこそ無いですが、Core-i7、64bit、Windows 7、メモリ4GBの環境が手に入りました。というのも、仕事の昼休み中などにパソコンでモバイルしたくなる事情があったのが強い動機となりました。

モバイルでネット環境となると、今ではいろいろな選択肢があります。我らがウィルコムは、RX430AL搭載のWS008HA(ExpressCard/34)が、スペシャルモデルで月額980円で使い放題ですし、イーモバイル、DoCoMo、UQ WiMAXのようなモバイル通信サービスに加えて、公衆無線LANサービスの展開も著しく、都内であれば、場所が合えば無線LANでも良いかなと言う感じがしています。

どれも帯に短し、襷に長し

そこまでがっつり使うわけではないので、なるべく安く抑えたいと思い、右バナーのようなウィルコムのスペシャルモデルを考えました。
SPECIALデータカード

もちろんRX430AL(黒耳)で、Type-Gを試したいというのが大きいのですが、このWS008HAが、64bitなWindows 7に公式には対応していないとのことで、「う~ん」となってしまいました。微妙です。非公式に動かす方法はあるようですが…(該当の情報ページ:Que sera sera: WS008HA + Windows7 64bit

そうなると、あとは4000円前後~6000円前後の定額通信か、無線LANしかありません。

安いのは無線LANです。「wi2 300」(→株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス)とか、月額315円です。でも、これがまた微妙なのです。私の行動範囲だと、無線LANを求めてちょっと歩かないといけないのがアレですし、いちいちAPとつないで…という手順がめんどくさいなとか、ちゃんと無線が届く範囲のPCがおける席が空いてなかったら駄目だなとかいろいろ考えてしまいました。

イーモバイルは、帯域制限が厳しすぎます。あの制限なら私はXperia単体で引っかかる自信があります。なので、契約できません。DoCoMoは高いんですよね。

そうなると、UQ WiMAXか、となります。ThinkPad好きな方などはもうお気づきかもしれないのですが、ThinkPad X201sを買ったんなら、PC内にWiMAXモジュールあるんじゃないの?と思われるかもしれません。…すいません、ケチって不要だと思ってBTOしませんでした。(USBタイプの方がPC乗り換え時などに使えて便利とも思ったりします。)

すでに基地局免許取得数では、イーモバイルを超えたらしいUQ WiMAXですが、やはりまだまだエリアが微妙なようですので、考えどころです。

う~ん…決まりません。

で、結局

結局、Xperia+PDA-net(→参考リンク:Xperia INDEX|App Review|通信・コミュニケーション|「PdaNet」Xperiaのようなandroid端末をPC用のモデムにするアプリ)で、ちょいちょい使うことにしました。
いや~、怖いのですが、ちょいちょい使うだけだからよいかなと。

また、公衆無線LANを契約したり、ウィルコムのスペシャルモデルを契約したら記事をエントリーすると思います。

 

SIMロックフリー論議について

モバイル 2 Comments

さて、ウィルコムは蚊帳の外ですが、総務省発端のSIMロックフリー論議が盛んなようです。

私個人としては、「結構そんなことどうでもよくない?」という意見で、なぜ「今」やる必要が有るのかもいまいち分かっていません。

iPhoneをドコモで使えるようになると言う話がありますが、SIMロックフリー版の端末をAppleが日本で出してくれるのかという別の問題が有ります。これはすでにソフトバンクとAppleとの間でそれを禁止する契約が交わされている恐れもあります。

SIMロックフリーの意味がやはりよくわからない

で、実際SIMロックをフリーにしてなんの意味があるのかという話なんです。それがいまいちわからない。そりゃ、全キャリアがLTEになったりとか、みんながEメールじゃなくてSMSを使っているとかなら良いんですが、そうではないわけです。

各キャリア間で端末機能に差があるというのなら格別、今どのキャリアの端末も似たような機能をだいたい備えていますし、わざわざ他キャリアの端末を使いたいというのもよく分かりません。番号移転はしやすいですが、メールアドレスとかは移転できないですし、その他公式サイトでの通信やコンテンツは使えないわけです。

これまでの垂直統合モデル・インセンティブモデルにも良い部分はたくさんあったように思うのですが、それをなし崩し的に否定して国際標準に合わせる意味が今のところわかりません。

完全にキャリアとメーカーを分断すれば、キャリアからの開発サポートが打ち切られるメーカーが出てくるかもしれないです。端末代金はソフトバンクが言うように高くなるでしょう。また、端末のサポートについてもキャリアではなくメーカーが行うことになりますが、サポートコストが高い日本でそれをこれからメーカーが行えるでしょうか。そのような事態になったとして、「SIMロックフリーだわ~い」と端末が売れるでしょうか。競争力が付くでしょうか。正直「?」です。

現状、SIMロックフリーの意味があるのは、海外に持って行って使う場合でしょうね。ローミング高い上に海外のコンビニでもUSIM買えるとのことですので、SIMロックフリーになったら便利かもしれません。HYBRID W-ZERO3もそこらへんを突いてきてました。

もっと大事な周波数

SIMロック論議よりも圧倒的かつ絶対的に重要な周波数論議のほうが問題です。これまで繰り返してきた愚をLTEでも繰り返さないようにすることのほうが重要です。ここらへんは、夏野さん(夏野剛 – Wikipedia)も繰り返し言ってます。

LTEについて、国際標準に合わせた周波数と帯域を確保した上で、SIMロックフリーでいこうとか、メールアドレスの移行を簡単にしようとか、コンテンツのフォーマットを統一しようとかいう話をすれば良いのではないでしょうか。
ただ、いずれにせよ通話とSMS以外の統一を図るのはステークホルダーも多く無理な気がしています。
それも、今後はスマートフォンが中心となって、いわゆるフルブラウズばかりになるから問題ないという方向にいくのでしょう。

しかし、外国と違い日本のユーザーは、フルブラウズに習熟したユーザーばかりではありません。PCが苦手な人も使える現状の通常端末におけるサービスがその点では優秀だと思うのです。

たしかに、iPhoneは非常に優秀な端末でだれにでも使える端末です。Androidもいずれそうなるかもしれません。日本のメーカーはAndroidに集約していくと思いますが、ではAndroidでスマートフォンを作り、かつ通常の携帯端末もAndroidにインターフェースをかぶせて作るのでしょうか。それはそれでリソースの無駄な気がします。そうなると、現状のプラットフォームとAndroidとでリソースの分割が行われ、結局メーカーは大変な気もします。

まとめ

そう考えていってしまうと、誰得なのかよく分からない議論でやはり個人的に、今やることについては「?」と言わざるを得ません。

逆に、得をするキャリア、損をするキャリア、全く関係ないキャリアというように、結果として平等なものを生まない政策を強制するのは、行政政策としてどうなんでしょうか、という考えもちょっとあります。

どちらかというと、官に強制して欲しいのは、メールサーバーアクセスの解放でしょうか。「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」についてのメール送受信をPOP3/SMTP、もしくはIMAPで出来るようにしてくれる方が、よっぽどユーザー利益になるような気がします。それができれば、SIMロックフリーも意味があるように思います。

ケータイの未来
ケータイの未来
posted with amazlet at 10.04.18
夏野 剛
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 44113
おすすめ度の平均: 3.5

4 あまりに夢のない未来
4 DoCoMoの戦略を知りたい人には最適
2 Docomoの描く未来からケイタイの未来を想像できました
4 iモードしかけ人が立ち上げた新サービスとは何か
2 3年以上をかけて書く内容だろうか

1兆円を稼いだ男の仕事術
夏野 剛
講談社
売り上げランキング: 163091
おすすめ度の平均: 4.5

3 仕事を成す人はいずれも強い哲学を持っているということを再確認させられる
5 その仕事に、魂はこもっているか?
3 同じ話が・・・
5 行動しなければただ後悔する。行動した結果失敗しても、その後の糧になる。
5 夏野さんを誤解してました(笑)

 

ウィルコム再生合意とHYBRID W-ZERO3プラン改訂とソフトバンクの思惑

3G, PHS, willcom, WILLCOM CORE(XGP), スマートフォン, モバイル No Comments

ちょうど昨日のエントリーにて、以下のように述べました。

一方、ウィルコムが現行PHSで生き残ろうとするならば、もうウィルコム定額プランの値下げは避けられないと思うのです。新規契約のペースで解約数を上回ることができないのであれば、既存ユーザーも含めた値下げをして、新規数を増やすと同時に解約数を減らすしかありません。そして、その基盤としては、ITX配備数が増大していることから可能なのではないかと思っており、私はそこに期待していたりもします。
つまり、私の今の環境だと、ウィルコムの維持費が高いからドコモに絞ろうかなとなるわけですが、このウィルコムの維持費が下がれば、通話用端末として残す意味が全然あるということです。

で、実際そんな感じのものがでてきました。

WILLCOM|「HYBRID W-ZERO3(ハイブリッド ダブリューゼロスリー)」向け専用料金コース 「新ウィルコム定額プランG」の料金改定について ~PHSパケットデータ通信料金が無料に~

ウィルコムストア

HYBRID W-ZERO3について、月額1,450円のみで、ウィルコム間通話定額に加えて、W-SIMでのパケット通信も定額で使えるということです。
これは魅力的だな〜と思ったのですが、3年縛りということで、う〜ん…という感じです。
とりあえず、静観することにします。3月限定というわけでもありませんし、私の上記引用部分の考え方が正しいとすれば、これは3GがあるHYBRID W-ZERO3だから、というわけではなく、通常音声端末にも広がっていく流れのはずだからです。

静観を決めた理由はそれだけでなく、以下の記事が理由です。

ソフトバンク、ウィルコム支援の狙いは「通信基地局展開のスピードアップとコスト削減」:モバイル – CNET Japan

上記記事にて、気になるところというか残念なところをピックアップして引用します。

ソフトバンクは30億円を出資し、APファンドらとともに新会社を設立。この新会社が事業譲渡、もしくは会社分割の形で、次世代高速無線通信サービスのXGP事業と、基地局の設置場所を10億円で譲り受ける。新会社が基地局を管理し、ウィルコムに貸し出すことになる。

要するに、30億でウィルコムの基地局設置場所を買い、XGPを潰した(後述)ということですね。

ソフトバンクは、「ウィルコムとソフトバンクの両社にとってシナジーが出せれば」と前置きしつつも、ウィルコムが現在基地局を設置している場所にソフトバンクモバイルの基地局を設置したいと語る。

なんか、ほんとに基地局設置場所がほしかっただけなんかな〜とがっかりした部分。

次が一番がっかりしたんですが…

XGP事業の開始時期については、「我々だけで決められる話ではない」(ソフトバンク)としつつ、2011年度(2012年3月期)ごろには開始したいとのこと。総務省の求めに従って他社にも通信網を貸し出す考えで、ウィルコムにもXGP網を貸し出すことを検討するとした。

XGP、2011年度に開始?…やる気まったく無いし。
しかも、ウィルコムにもXGP網を貸し出すことを検討…って、それなんだ。

やっぱり、XGP潰す気みたいです。
やっぱり、単に基地局ロケーションが欲しかっただけみたいです。

HYBRID W-ZERO3の動きが怪しいですが、ここら辺を例えば、イー・モバイルMVNOのソフトバンクSIMに変えるとか言う話とか、W-SIM通信は無料だけど、3GのSIMはソフトバンクになって定額料金廃止・デフォルト設定は3G通信とか、なんかそういう話にならないかと心配だったりもする。

正直言って、ほんとにがっかりしました。やっぱり、XGPを真面目にやる気ないんだなと。真面目にやる気ないどころじゃなく、全くやる気ないですよね。ほんとに、ただ単に、30億でウィルコムの基地局設置場所を買い、XGPを潰したという非常に効率の良い投資をしたということですね。

あとは基地局ロケーションの共有をどのように行うのかについての詳細がわかりませんが、これもなんだかんだウィルコム不利になってないか心配です。

やっぱり解約かな。
「Xperia好きな男のぼやき」にしようかな(苦笑)

 

追記
ウィルコム再生を支援するソフトバンクは何を得たか モバイル-最新ニュース:IT-PLUS」という記事。

ソフトバンクの思惑、ITX、関係者の言葉などがまとめられています。
新会社がXGPに専念する必要が無いというのが「?」。UQと中国なめてないか?孫さんなら可能なのかしら?
個人的に、ため息がでる内容でした。

ただ、以下の部分は全面的に同意。

ソフトバンクは30億円で実にいい買い物をしたのではないか

実際、基地局ロケーションとITX、30億って安すぎると思われ。

 

XPERIAのタッチ&トライキャンペーンでXPERIA X10をみてきました。

3G, スマートフォン, モバイル 1 Comment

XPERIAタッチ&トライキャンペーンバナー

XPERIA™のタッチ&トライキャンペーンでXPERIA X10をみてきました。(上記画像クリックでソニーエリクソンの詳細ページへ)

写真を撮ろうかなともおもったのですが、ちょっと恥ずかしいので取るのをやめました。(やっぱりシャッター音がすると写真撮りづらい>携帯)

本キャンペーンでタッチした方からの投稿も含め、Twitterの「#xperia」タグにていろいろと話題になっています。

さわってみた感触としては、… イイッ!! でした。

やはり、どうしてもiPhone(というか、私がいじったことがあるのはiPod Touch)と比べると、タッチインターフェースの洗練度が劣ります。ピンチイン・ピンチアウトが使えないとかは別にどうでもいいのですが、基本的な操作性でたまにイラつくというのはどうにかして欲しいです。

とはいえ、このようにイラつく場面が思ったよりも少なく、なかなか良い追随性でした。qwertyキーモードだとキーが小さく打ち間違いしてしまいますが、それはiPhoneも同じですし、フリック入力にするなり慣れるなりで解消できます。
これくらいなら、常用が全然可能だなと思いました。

私が試した機体は、3G接続が出来なかったので、実際の通信速度がわかりませんでしたが、端末自体の処理速度は全く申し分がなく、快適そのものでした。ここらへんは、アドエスとは全く違う感覚です。

結論としては、ものすごく欲しいのですが、ウィルコムとの二台持ちでいくか、XPERIA一台にするかで次に悩むことになります。

ぶっちゃけ、料金的に1台にしたいのです。なんかあれば、U-SIMを入れ替えてSO905iCSを使えば良いと思っていたりもしたわけです。せっかくBizホーダイとパケホーダイが統合され、スマートフォン通信もi-mode通信も同じ範囲で定額になることですし。

電池持ちについてもちょっと心配なので、補助バッテリとしてSO905iCSを持つという考え方もあります。
ただ、XPERIAについては、通信の設定によりGSMを無効にして3G一つに出来るようなので(実機で設定項目があることを確認)、HT-03Aよりはカタログスペックに近い数字が出るのではないかと推察されます。とすると、まぁ、1台でもなんとかなりそうな気もしています。それでもちょっと短いですが、1500mAhもあるので、これ以上は重さとのトレードオフな気がします。

そういえば、MediaScape™とTimeScape™については、おもしろい機能ですが、実際使ってみると微妙な感じがしました。ただ、電話帳との連携をして広げていくという発想は非常におもしろく、どんどん発展させていって欲しいように思います。

POBox Touchについては、動作も快適でなかなかに便利だと感じました。ただ、やはりqwertyキーが個人的には微妙なので、フリック入力でPOBoxを利用できたら常用したいとか思ったりもしています。是非、対応してほしいです。

う~ん、悩ましいです。

 

想像以上のUQ WiMAX基地局展開速度

モバイル No Comments

XGPがアレなことになってますが、もう一方のBWAの雄、「UQ WiMAX」の基地局展開がすさまじいことになっています。

この位の展開速度をXGPにも期待していたのですが、、、

噂レベルですが、都内ではもうほとんど問題なくつながる(※全然ダメという意見もありちょっと不確かです。)とのことです。私が住んでいるところでももう問題なくつながるようです。UQには、1Dayプランがあるので、1日だけ使いたいという場合にも便利そうですし、試したい場合にも気軽にいけそうです。

こういうときに、縛りがなかったり端末が安かったりするのは便利だなと思いますね。

でも、まだエリアの面で不満が残りますね。旅行とか言ったらバリバリ圏外でしょう。
ウィルコムはなんだかんだつながってましたし、そこが便利でもありました。やっぱり、現状では3Gが一番バランスが良いんですかね。

 
アイ・オー・データ機器 モバイルWiMAXデータカード WMX-U01
アイ・オー・データ (2009-06-30)
売り上げランキング: 14780
 

WILLCOM会社更生法申請報道と乗り換え先検討について

PHS, willcom, WILLCOM CORE(XGP), モバイル No Comments

なんとも予想した最悪のシナリオ以上に最悪な結末になりそうな今日この頃。久々の更新です。無事HYBRID W-ZERO3がリリースされていますが、やはりWindows Mobileの不満点が目立つようです。

ウィルコムストア

どうなるのか確定したわけではありませんが、既存PHS会社とXGP会社を分割し、XGP会社をソフトバンクが担うという報道通りになったとすると、正直がっかりですし、XGPに未来を感じることも無くなります。まぁ、ソフトバンクが担わなければ、XGPが存続することもないという見方もできますが、既存の3Gに投資を十分に行わないソフトバンクがどうしてXGPに投資をすると言えるのかさっぱりわからないのもまた然りです。

乗り換え先候補としては、私的にはサブで使っているドコモをそのままメインにということになるのですが、やはり同じ使い方をするとなると増額となります。やはり、メール送受信無料の威力は大きいですね。ただ、ドコモは、128kbpsならばPC接続でも5985円定額というのがあり、これを使えばデータ通信については、計7000円で済むかもしれません。う~ん、でもそれならウィルコムのAX530Sアウトレットとか、WILLCOM 03[RX430ALセット]の方が断然魅力的ですね…。

 

OPhoneについて雑感&リンク集

モバイル 1 Comment

OPhoneは、OMSというOSを搭載した携帯端末のこと。OMSは、チャイナモバイルが推進するAndroid上に構築されたプラットフォームで、見た目は「iPhoneの偽物」的なものだが、内容としては非常にまともに作っているようだ。このプロダクトは、リリース価格が安いという利点だけでなく、あくまでAndroid上のプラットフォームなので、Androidと同様のオープン性も有するという利点もある。

かつて世界は、自動車産業がその国の力を表していた。しかし、現在ではその流れも一段落し、これからは情報通信産業がその国の力を表すようになるように思う。昔のフォードやGMが、今で言うGoogleなのだ。そして、自動車産業において、日本のプロダクトは、最初は模倣だといわれ、馬鹿にされてきた。今は世界と渡り合って、世界でも先進国と言われる。私は、この昔の日本の自動車産業のような姿を今の中国・インドなどの情報通信産業に見ている。

だとすると、このOPhoneを馬鹿にしてみることはできない。個人的に利用する機会はおそらくしばらくの間はないだろうが、注視していきたいと思っている。

 

来年度は、Android普及元年。そのとき、ウィルコムは?

3G, willcom, モバイル 4 Comments

ドコモ、ソフトバンクといった携帯キャリアだけでなく、シャープやNECといったメーカーまで、Androidを搭載した携帯端末を出すという発表を行っています。(⇒参考記事へのリンク

シャープについては、ウィルコムにも端末を供給していますし、WILLCOM CORE 3Gに対応した「HYBRID W-ZERO3」を出すくらいなので、ウィルコムで可能性があるといえるのは、シャープ製のWILLCOM CORE 3Gに対応したAndroid端末ということになるでしょう。

PHS対応というよりも、W-SIM対応のAndroid端末は、メーカーにとってあまり出す意味がないので、たぶん出ないでしょう。他方で、XGPについては、そもそも通常のUSBデータ通信端末を出すのが先なので、XGP対応のAndroid端末が来年度中に出る可能性もあまり無さそうです。

ドコモから出るAndroid端末については、どんな制約がかかっているかわかりません。ソフトバンクからも、Android端末がでるとのことですが、ソフトバンクと契約するならどちらかというとiPhoneを契約したいような感じです。

う~ん、私個人的にもそろそろ、iPhoneやAndroidなどの端末でいろいろと遊びたいのですが、どうしたものか迷っています。iPod Touchでもかなり遊べるんですが、どこでも遊べないですしね。

来年度は、他キャリアでAndroid端末で盛り上がっているさなか、ウィルコムはXGPの基地局整備に追われるという感じでしょうか。

ウルトラCで、WILLCOM CORE 3G対応のiPhone出すとかだとビックリするんですけどね。

 

ウィルコムの支援に複数ファンド他ソフトバンクが名乗りをあげていることが判明

3G, PHS, willcom, WILLCOM CORE(XGP), モバイル 4 Comments

 ウィルコムの支援企業には複数のファンドの名前が挙がっており、ウィルコムの筆頭株主である米系ファンド、カーライルが年内にも支援企業を決定するとみられる。通信事業の実績に乏しいファンドが再建を果たせるか未知数でソフトバンクによる支援が有力との見方もある。

 ウィルコム買収を目指すソフトバンクは条件としてウィルコムが抱える935億円の債務の一部について金融機関が放棄することを求めている模様だ。〈関連記事8面〉
(2009年11月27日03時02分 読売新聞)

事業再生ADRを申請し、支援企業があらわれるのか注目されていたウィルコムでしたが、複数ファンドとソフトバンクが名前を挙げているようです。

まぁ、そりゃたしかに通信事業を知っているソフトバンクが一番有力っていうのはわかるんですが、どうなんだろうな~。

でも確かに、ソフトバンクはPC用定額通信の実現出来てないみたいですし、24時間通話用とかデータ通信用にウィルコム回線持ってもらって、その分3Gの容量が空くってことで、次世代通信規格用の整備・開発にお金使おうってことですかね。法人営業にも良さそうですね、病院用の低電磁波、W-VPN、定額データ通信、W-SIMによる独自端末開発の容易性。ソフトバンクの資金力があれば、W-SIMに3GとPHS両方乗せられそうですよね。そうなると、あまり違和感なく24時間通話を提供できそうですね。

ウィルコムユーザー的にも、iPhoneに比較的シームレスに移行できるのはメリットがあるでしょうね。今回発売されるHYBRID W-ZERO3にデフォルトで搭載されるUSIMの代替もしくは追加という形でソフトバンク3GのUSIMを入れるなども可能でしょうね。っていうか、あれだ。XGP対応W-SIMを出してどこでもイーサと組み合わせて、iPhoneとセットで売るとかだと最強な気がするな。それちょっとほしいし。

まぁ、後は2.5GHz帯の利用について、ちゃんとやらせてもらえるかどうかでしょう。すべて日の丸技術はナンセンスというソフトバンク、松本副社長の意見もありますし、ソフトバンクはLTEに注力したいでしょうし、どんなもんでしょうね。一応総務省との約束になってますし、やらないわけにはいかないでしょうが、3Gへの基地局投資も全然やってませんし、総務省との約束を破るのは専売特許みたいなソフトバンクですからね。総務省に対して、買収の条件に2.5GHzをLTEに使わせてとかも言いそうですよね。それが国民利益に資するといえば資するともいえますし。

逆に、XGPでWiMAXを制して、中国市場に売り込んでいくということも考えられますね。…う~ん、無いか。

まぁ、結果を待ちましょう。

 

他サイト参考記事

 
 

カーライルはGoogleにウィルコム株式を譲渡すればよいのでは、という妄想

willcom, WILLCOM CORE(XGP), モバイル 2 Comments

完全に思いつきなのだけれど、ウィルコムの救世主にGoogleがなったらおもしろいだろうなと思ったりした。

ウィルコム自身は、公式サイトの検索サービスにヤフーをつかっているし、グーグル側のデメリットもあるから、実現しないだろうけれど。

ウィルコムユーザー層は、日本で一番Androidとかに反応してヘビーに使いそうな層があつまってるのではないかなとおもったりもする。それでいて、自由な制限のない環境を求めている層でもあるし、一番よくいわれるユビキタスを望んでいる層が集まっている気もする。ガジェット好きももちろんかなりいるだろう。

次世代の携帯端末が、iPhoneかAndroidに集約していくのならば、3GやLTEを自社網で展開しない以上、iPhoneがウィルコム端末になることはあまり望めない。モバイルWiMAX対応iPhoneがもし出たとして、なんかごちゃごちゃいろいろやったらXGPでも使えるという状況はあるかもしれないが、一般ユーザー向けに公式に対応したものがでるという確率はかなり低いだろう。

であれば、Androidしかない。そこんところをわかっているのか、AndroidをW-SIMで動かす試みもあったようだし。

Androidとしては、制限のないネットワーク基盤の上に立つことでその真価を存分に発揮しうるだろう。DoCoMoから出ているAndroid端末の詳細は知らないが、3Gネットワークとしての速度の限界は間違いなくあるだろうし、テザリングアプリを完全に有効にはできないのではないだろうか。

そして、LTEでもそれは同じではないかと思っている。少なくとも、LTE用に割り当てられた帯域では、XGPよりも通信容量が多いとは思えない。今のDoCoMoがやっているようなマイクロセルを実現しても、結局自律分散が実現しなければ、容量が現在の3G以上に増えるとも思えない。

つまり、Androidを真に生かしうるのは、通信容量が多く速度低下も少ないXGPだろうと思うのです。

ウィルコムとしては、XGPインフラの活用法を探しているようだが、一番身近で需要もありそうなのはやはりスマートフォンを快適に使えるという需要と、快適なモバイル通信という需要だろう。

で、モバイル通信市場の争いがあまりに熾烈であるなら、スマートフォン市場を狙っていくしかない。となると、WindowsMobileもいいけど、これからはiPhoneかAndroid端末を出すしかないだろう。そんな意味でウィルコムがGoogle傘下に入ることにはとてつもない意味がある。

では、Google側の旨味は無いのか。旨味以外のデメリット部分は無視して考えてみたい。

旨味その1.自社網(ITX網)で、通信インフラを所有できる。

「TwitterPeek」的なものをGoogleが出しやすくなるとか考えたりもした。ほかにGoogleにとってどの程度価値があるかについては、正直はかり得ない。固定のコストがかかることは間違いないのでデメリットかな。でも通信に制限をかけずに(もしくは思い通りの制限をかけて)ネットワークと端末供給をできるという点ではメリットがあるかもしれない。

旨味その2.16万基地局

Googleストリートビューを拡張する形で、基地局すべてにカメラや他の機能を持った何かを設置できれば、局地的な情報・画像を閲覧、収集するサービスを提供できる。個人向けにも企業向けにも何か価値があるかもしれない。

旨味その3.ウィルコムユーザー層その他ガジェット好きなユーザーを引きつけられる

Googleの圧倒的な資金力でXGPインフラを整備しつつ、Android端末をがんがん供給していけば、ウィルコムユーザー層は飛びつくだろうし、ガジェット好きなユーザーやモバイル通信ユーザーも引きつけられるだろう。比較的マチュアなユーザー層が多いとのことなので(今も残っているかは知らん)、ある種実験場のようにもできるだろう。

旨味その4.他キャリアの制限にかからないサービスを提供できる/他通信規格よりもずっと高速・安定した上り速度

テザリングアプリなどは、おそらく認められても通信制限がかけられるだろう。それをなくすことができる。それがGoogleにとってメリットがあるかはよくわからんけど。
しかし、XGPの上り速度は非常に良い。上り速度は、Webアプリを使う上で非常に重要になるし、携帯端末を「みんなが持ってる情報発信媒体」と考えることもできるので、この上り速度が必須になる事態も考えうる。単純に、携帯カメラとPicasaウェブアルバムの連携でもなかなかおもしろいし。

旨味その5.中国市場への足がかりにできる(かもしれない)

中国(政府)は、LTEが嫌いなよう。でも、XGPは嫌いではなさそう。であれば、Androidの中国普及の際に、XGPと一緒に持って行くのはいいかもしれない。

 
 
 

うわ~、どれも微妙
まぁ、妄想です。ってか、他に通信分野に興味がありそうで資本力があって旨味がある企業が思いつかん。

 
Icons by N.Design Studio. Designed By Ben Swift. Powered by WordPress, Linux Web Hosting, and Free WordPress Themes
Entries RSS Comments RSS ログイン