カーライルはGoogleにウィルコム株式を譲渡すればよいのでは、という妄想

willcom, WILLCOM CORE(XGP), モバイル 2 Comments

完全に思いつきなのだけれど、ウィルコムの救世主にGoogleがなったらおもしろいだろうなと思ったりした。

ウィルコム自身は、公式サイトの検索サービスにヤフーをつかっているし、グーグル側のデメリットもあるから、実現しないだろうけれど。

ウィルコムユーザー層は、日本で一番Androidとかに反応してヘビーに使いそうな層があつまってるのではないかなとおもったりもする。それでいて、自由な制限のない環境を求めている層でもあるし、一番よくいわれるユビキタスを望んでいる層が集まっている気もする。ガジェット好きももちろんかなりいるだろう。

次世代の携帯端末が、iPhoneかAndroidに集約していくのならば、3GやLTEを自社網で展開しない以上、iPhoneがウィルコム端末になることはあまり望めない。モバイルWiMAX対応iPhoneがもし出たとして、なんかごちゃごちゃいろいろやったらXGPでも使えるという状況はあるかもしれないが、一般ユーザー向けに公式に対応したものがでるという確率はかなり低いだろう。

であれば、Androidしかない。そこんところをわかっているのか、AndroidをW-SIMで動かす試みもあったようだし。

Androidとしては、制限のないネットワーク基盤の上に立つことでその真価を存分に発揮しうるだろう。DoCoMoから出ているAndroid端末の詳細は知らないが、3Gネットワークとしての速度の限界は間違いなくあるだろうし、テザリングアプリを完全に有効にはできないのではないだろうか。

そして、LTEでもそれは同じではないかと思っている。少なくとも、LTE用に割り当てられた帯域では、XGPよりも通信容量が多いとは思えない。今のDoCoMoがやっているようなマイクロセルを実現しても、結局自律分散が実現しなければ、容量が現在の3G以上に増えるとも思えない。

つまり、Androidを真に生かしうるのは、通信容量が多く速度低下も少ないXGPだろうと思うのです。

ウィルコムとしては、XGPインフラの活用法を探しているようだが、一番身近で需要もありそうなのはやはりスマートフォンを快適に使えるという需要と、快適なモバイル通信という需要だろう。

で、モバイル通信市場の争いがあまりに熾烈であるなら、スマートフォン市場を狙っていくしかない。となると、WindowsMobileもいいけど、これからはiPhoneかAndroid端末を出すしかないだろう。そんな意味でウィルコムがGoogle傘下に入ることにはとてつもない意味がある。

では、Google側の旨味は無いのか。旨味以外のデメリット部分は無視して考えてみたい。

旨味その1.自社網(ITX網)で、通信インフラを所有できる。

「TwitterPeek」的なものをGoogleが出しやすくなるとか考えたりもした。ほかにGoogleにとってどの程度価値があるかについては、正直はかり得ない。固定のコストがかかることは間違いないのでデメリットかな。でも通信に制限をかけずに(もしくは思い通りの制限をかけて)ネットワークと端末供給をできるという点ではメリットがあるかもしれない。

旨味その2.16万基地局

Googleストリートビューを拡張する形で、基地局すべてにカメラや他の機能を持った何かを設置できれば、局地的な情報・画像を閲覧、収集するサービスを提供できる。個人向けにも企業向けにも何か価値があるかもしれない。

旨味その3.ウィルコムユーザー層その他ガジェット好きなユーザーを引きつけられる

Googleの圧倒的な資金力でXGPインフラを整備しつつ、Android端末をがんがん供給していけば、ウィルコムユーザー層は飛びつくだろうし、ガジェット好きなユーザーやモバイル通信ユーザーも引きつけられるだろう。比較的マチュアなユーザー層が多いとのことなので(今も残っているかは知らん)、ある種実験場のようにもできるだろう。

旨味その4.他キャリアの制限にかからないサービスを提供できる/他通信規格よりもずっと高速・安定した上り速度

テザリングアプリなどは、おそらく認められても通信制限がかけられるだろう。それをなくすことができる。それがGoogleにとってメリットがあるかはよくわからんけど。
しかし、XGPの上り速度は非常に良い。上り速度は、Webアプリを使う上で非常に重要になるし、携帯端末を「みんなが持ってる情報発信媒体」と考えることもできるので、この上り速度が必須になる事態も考えうる。単純に、携帯カメラとPicasaウェブアルバムの連携でもなかなかおもしろいし。

旨味その5.中国市場への足がかりにできる(かもしれない)

中国(政府)は、LTEが嫌いなよう。でも、XGPは嫌いではなさそう。であれば、Androidの中国普及の際に、XGPと一緒に持って行くのはいいかもしれない。

 
 
 

うわ~、どれも微妙
まぁ、妄想です。ってか、他に通信分野に興味がありそうで資本力があって旨味がある企業が思いつかん。

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2 Responses to “カーライルはGoogleにウィルコム株式を譲渡すればよいのでは、という妄想”

  1. DASEW Says:
    11月 6th, 2009 at 3:38 AM

    ご明察の通りと思います。
    Googleは米国で昨年、帯域オークションに膨大な金額で入札していました(落札できませんでしたが)から、電波を持つということにはその時点では興味を持っていただろうと。
    米国でできなかったことを日本のウィルコムの帯域でやれるんじゃないか。PHSでも2.5G帯でも。

    ただ、カーライルとGoogleにうまく調停できる人がいてくれるかどうか。

  2. amaranthine Says:
    11月 6th, 2009 at 11:31 AM

    >DASEWさん

    コメントありがとうございます。
    思いつきだったのですが、コメントをいただいて結構良い提案なんじゃないかと若干自惚れてしまいまいした。

    人の問題ですか。う~ん、米カーライルはウィルコムをとっとと売り逃げたいようですし…Googleの中の人は、XGP自体知らない恐れもありますし…なるほど、人の問題と考えるとまた違った問題が見えてきますね。。。

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